不眠症のとき飲む薬は、主に、ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。
依存性や耐性がつきにくいことから、バルビツール酸系や非バルビツール酸系の睡眠薬に替わり、処方されるようになりました。
不眠症の症状によって、以下の睡眠薬が使い分けられています。
・超短時間型（即効 2〜4時間の効果）
・短時間型（6〜12時間効果が持続）
・中間型（12〜24時間効果が持続）
・長時間型（24時間以上の効果）
病院で処方される睡眠薬は、医師の指示を忠実に守ると同時に、他に服用している薬剤があれば、漏らさず伝えておかなくてはなりません。
これは、睡眠薬と一緒に飲むと、危険な薬もあるからです。
セントジョーンズワートやセイヨウカノコソウなどのハーブ系サプリメントも、睡眠薬服用時には、医師への相談が必要です。
ドラッグストアなどで売られている不眠症のときの飲む薬は、睡眠改善薬だから、病院で処方される薬とは全く違います。
抗ヒスタミン薬や生薬製剤なので、効き目は穏やかです。
抗ヒスタミン薬は痒み止めや虫刺されによく使われ、以前、かぜ薬や鼻炎薬に配合されていました。
生薬製剤は漢方薬なので、穏やかで自然な眠りが得られ、起きたときにも眠気が残りにくい傾向があります。
ドリエルは病院で処方される睡眠薬とは異なり、 中枢作用の強い抗ヒスタミン剤の塩酸ジフェンヒドラミンを配合し、催眠作用を発揮させるのが特徴です。
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MELLODYNは不眠・睡眠障害改善のための睡眠補助薬です。健やかな寝つきで、快適な睡眠が朝まで続き、リフレッシュした気分で起きられます。
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睡眠改善薬も薬ですから、アルコール飲料と一緒に飲んだり、これを服用したあと車の運転をしてはいけません。
初期の不眠症には効果があるかもしれませんが、長期間の服用には、医師や薬剤師への相談が必要です。
睡眠改善薬を使っても、うつ病などでは、改善しきれない可能性があります。
