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睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている時に呼吸が止まってしまう病気です。
「Sleep Apnea Syndrome」の頭文字をとり、「SAS」と略されることがあります。
寝ている間に何らかの原因で窒息状態に陥っているということから、当然、体には大きく負担がかかります。
重症なのに放置していると、ほぼ確実に早死します。
また、昼間に居眠りして、交通事故を起こしてしまった例も多いあります。
睡眠時無呼吸症候群の最も多い原因は、肥満だといわれています。
しかし、顎の構造や扁桃腺の肥大、のどのむくみや呼吸中枢の障害などもあるため、痩せているからといって安心できません。
睡眠時無呼吸症候群の定義
自覚症状
睡眠時無呼吸症候群の自覚症状としては、
・朝起きた時に頭痛がする
・睡眠時間は充分取っているはずなのに
昼間眠い
集中できない
だるい
疲れやすい
性欲が減退する
情緒が不安定になる
こういったことなどがあげられます。
無呼吸低呼吸指数
睡眠一時間あたりの無呼吸と低呼吸の平均回数である「無呼吸低呼吸指数」から下記のように判定されます。
・軽症:5回から20回以内
・中等症:20回以上40回以下なら
・重症:40回以上
ただ、重症であっても自覚症状が出ないこともあるので、油断はできません。