ベッドの選択
ベッドは、マットレスとフレームでできています。
寝心地にはマットレスが重要になります。
ショウルームでできれば10分くらい寝てみるとよいです
寝る、座る、起きる、手でおさえてみましょう。
寝たとき、立っているときの状態とおなじ姿勢が保てる固さが必要です。
自分の体型にあったクッション性かどうか。
手で押さえて、スプリングがわかってしまうものは、寝ていて気になります。
深く沈みこむものは、寝返りがうてなくて、疲れがとれません。
寝る、座る、起きる、手でおさえてときに、どっしりとした安定感と、横揺れもしないことです。
ポケットコイル・マットレスの最大の特徴はスプリングをひとつづつ袋に入れ、その袋どうしをつないいます。
スプリングひとつひとつが干渉を受けずに 独立して身体全体を支えます。
ポケットコイルスプリングはひとつひとつのスプリングを独立させることにより、身体全体を均一に支えてくれます。
すのこベッドは、空気が通り抜けることができるので、夏の暑い時期に蒸れることが少なくなります。
畳の感覚で、今のふとんがそのまま使えます。ベッドに座った時はかかとが奥まで入り、寝起きがとっても楽です。
低反発マットレスというのは、敷布団やマットレスの上に直接敷くだけで、低反発のシットリ粘度をプラスできます。
1枚物だからつなぎ目を気にせず使用できます。とってもシットリとした低反発が、背骨にとってに大切な「S字ライン」特に「腰」をしっかりと支えてくれます。
「コ」の字に広く開くファスナーだからカバー着脱が簡単。本体は陰干し、敷き方をローテーション(上下、表裏を入れ替え)すると長持ちします。
ベッドパッド
シーツとマットレスの間に敷いて湿気を吸収する役目があります。
マットレスに湿気を吸収させにくくしているので、マットレスの寿命が延びます。
吸湿ベッドパッドは、周囲の湿度状態に応じて、吸、放湿を自動的に行います。湿気による不快感をサラットさせ、布団内の湿気を吸収します。
アンモニア臭等に対する脱臭能を有するB型シリカゲルを使用し、1kgのB型シリカゲルが寝汗をコップ4杯超まで吸ってベッド、ふとんをさらさらにしてくれます。
マットレスのローテーション
車のタイヤと同じで位置をかえてクセを修正します。3ヶ月の一度くらいの周期で位置替えします。
やり方は
・1回目→頭側と足側をかえる。
・2回目→裏と表をかえる
・3回目→頭側と足側をかえる
・4回目→裏と表をかえるの順序です。
その繰り返しです。
湿気をとるには、風通しのよい部屋の壁にマットレスをたてかけます。
敷きふとん
布団は、寝たとき、立っているときの状態とおなじ姿勢が保てる固さが必要です。
柔らかすぎると身体が沈み込んで、寝たときの姿勢が崩れます。
広い表面積でささえますので、筋肉の緊張が広くなり疲れがとれなくなります。
固すぎると比較的限られた部分で体重とささえます。
たとえば、肩と尻で体重とささえると、腰に負担がかかりやすくなります。
ただし、寝返りをうつことで、筋肉の交代させ疲れをとることができます。
固い柔らかいは、立っているときの状態とおなじ姿勢が保てる固さかどうかなので、個人の体重や体型にかかってきます。
重い人は固め、軽い人は柔らかめの方が身体に合うでしょう。
普通、寝ている間にコップ一杯くらいの汗をかくようです。
汗でじめじめしたふとんだと熟睡できません。
こまめに布団を干したり、シーツを交換したいものです。
住宅事情や勤めの具合により外に干せないとき、「ふとん乾燥機」や、
敷ふとんの下に敷いてふとんの湿気をとる「除湿マット」を利用すると、快適になります。
掛けふとん
掛けふとんは、敷きふとんと身体の空間の温度・湿度を適度に保ち、快適な眠りにつくのに重要なものです。
この空間の温度33度・湿度50%くらいが快適です。
寝返りをさまたげない軽さで、身体を圧迫せず、寝ているときの体温を保ってくれる保温性があるものが条件になります。
この条件に合うものが「羽毛布団」です。
室内に干しても湿気をとるので、共働きや一人暮らしには便利です。
枕の選択
外泊先で寝るとき、まず気になるのが枕の高さと固さです。
そして大きさや素材もあります。
枕は、立っているときの姿勢が維持できるものがよいので、敷きふとんとおなじ条件です。
枕の役割は頚椎と首のスキマを埋めることです。
枕の快適高さは、大体6センチくらいです。
しかし、仰向けと横向きでは高さが違いますが、ひとつの枕でカバーしなくてはいけません。
大きさは60センチ以上、奥行きが40センチ以上。
また、敷きふとんとの兼ね合いもあります。
たとえば、柔らかいふとんだと身体が沈みますので、柔らかめの低い枕が合います。
柔らか過ぎ、固すぎ、高さがあわない枕
・首や肩のコリがおこる
・仰向けに眠れない
・自然と枕をはずしてしまう
・息苦しくなんども目があき、熟睡できない
・いびきをかく
このようなことが起こります。
そのほかの睡眠中の条件
・汗に対する枕の吸湿性がよい。
・頭に熱がこもってしまわないように放熱性がよい。
枕には色々な種類があります。低反発枕やわた枕、竹炭枕やそばがら枕、い草枕やビーズ枕、ひのき枕やウォーターピローなど自分に合う枕なら熟睡できます。
各種の枕についての情報はこちらから